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「定番デートスポット」に見る欺瞞

昨日、恵比寿ガーデンプレイスに行ったんですよ。ガーデンプレイス

クリスマスシーズンのこの時期って、バカラのシャンデリアをはじめとして夜景スポットの定番となってまして。そりゃーカップルだらけでね。高校生くらいの方々から新婚さんかなって方々まで、多くのカップルがいました。

gardenplace.jp

いいんですよ、お幸せそうで、おめでとうございます。既婚の身としては、今さらカップルに嫉妬したりとかはありません。でも、私はここにくると、何とも言えないやるせなさに襲われます。今日はその理由を書きたいと思います。

 

恵比寿ガーデンプレイスみたいな「定番デートスポット」ってどの地域にもあると思うんですけど、そういうところでデートしてる若いカップルを見ると、こう思っちゃうわけです。

「お前ら今、すげー楽しそうにしてるけど、たぶん今のパートナーとは別れて、将来別のパートナーとまた見に来るよ

 

新婚さんみたいなカップルを見ると、こう思います。

「幸せいっぱいに手をつないで歩いてるけど、昔の男/女とも来たことあるんだろ? お互いそれには薄々気づいてるけど、言い出さないのが優しさだよね」

 

これは、そのスポットが「定番」であるからこそ引き起こされる問題です。

「定番」だから、昔の男/女と来たことが容易に想像される。だから、うっとりしているように見えれば見えるほど「白々しく」見える。幸せそうな二人を見るたびに、何やらそんなことを感じてしまうのですよ。

 

じゃあどうすればいいのかってことになるんですけど、定番スポットはやっぱり素敵だから「定番」になっています。穴場スポットには穴場であるだけの理由があるので、やっぱり素敵さでは「定番」には敵いません。定番スポットに連れて行ったほうが、女性は喜ぶのは自明です。

 

もちろん「定番デートスポット」はいくつもあるので、「本当に昔の男/女と来たことがある」かどうかはわかりません。お互い、本当に初めてということだってあるでしょう。

でも、それって確かめようがないですよね。「元カレと来たことある?」なんて聞けないですし、よしんば聞いたとして「ないよニッコリ」なんて答えられても、それを信じられるほどお人よしにはなれないわけで。どうしようもない。

 

皆様も、今度「定番デートスポット」に出かけられるときには、こういった「やるせない、どうしようもなさ」を思い出していただけますと幸いです。